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No.181「【ChatGPTとMF連携】生成AIによる財務分析」について

〜とよひらの社労士通信No.181〜「【ChatGPTとMF連携】生成AIによる財務分析」について

※ このブログ記事は、メルマガで配信したものを一部変更し、掲載しています。

北海道新聞の一面のスミに名前が載って、

あまり目立つのは好きではないと言いつつ、正直、少し嬉しかった

社労士法人とよひら 鎌田です。

(北海道新聞・有料会員限定記事)紙面では、北海道新聞・令和6年8月14日朝刊

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1050411/?ref=top

→ 記事を見ましたとお伝えいただければ喜びます。

私は、法人の経理・決算は自力でやっているのですが、当方の決算(9月末)も少し近づいてきたので、

会計ソフトの「マネーフォワード」を少しいじっていると、「ChatGPT」との連携が出来ると書いてありました。

 

そこで今回は、

「【ChatGPTとMF連携】生成AIによる財務分析」についてのお話しです。

 

【生成AIによる財務分析で何ができるのか?】

「ChatGPT」は、言わずと知れた「生成AI」です。

非常に賢いAIですが、もちろん知らない情報を手に入れることはできません。

もし、財務分析をして欲しい場合は、会社の情報を細やかに記載した質問が必要になります。

財務諸表(BS/PL)などの情報を投げれば、ある程度のアドバイスをしてくると思います。

しかし、この場合、質問の前提となる財務情報の共有などが「面倒」と感じる人が多いと思います。

 

【生成AIとMF会計の連携】

「マネーフォワード」は、クラウド型の会計ソフトなので、「API連携」によるデータ取得ができます。

私も、クレジットカードや各種銀行と連携した「自動仕分」は、非常に便利だと感じています。

この「API連携」を「ChatGPT」と行うことで、「ChatGPT」が、マネーフォワードに入っているデータを前提として回答してくるということのようです。

 

素晴らしいですね。。。

 

【ChatGPTに財務分析をしてもらった結果】

例えば

「今期の7月末の売上を前期と比較して」と入力すると、

前期(2022年度)7月末の売上高:〇円

今期(2023年度)7月末の売上高: 〇円

売上増加率: 〇%

といった感じで回答してくれます。

※ なぜか、前期に前々期のデータが表示されたりするエラーはありましたが・・・

他にも、

「前期と今期で大きな変動のある費用は?」と入力すれば、

・福利厚生費

変動額: +〇円

変動率: +〇%

・・・・ 以下、高い順に記載

のような感じで、高い順番から並べてくれます。

また、もっとざっくりと「今期の財務状態から改善点を指摘してください。」と聞けば、

当社の場合、

「財務状態は健全だが、事業拡大や新規プロジェクトへの投資も検討するように」

的な指摘を、そこそこ長文でしてくれました。

しかも、最後に

「専門的な財務アドバイスについては、資格のある専門家に相談することをお勧めします。」

と、各方面への配慮まで忘れないお利口さんです。

 

No.181〜「【ChatGPTとMF連携】生成AIによる財務分析」について まとめ

ということで・・・

今回は、「ChatGPTとMF連携】生成AIによる財務分析」について、お話しました。

データ取得に少し不具合がありましたが、今後、さらにサービスが「こなれて」来ると思います。

しかも、この連携自体には費用は発生しておらず、私はChatGPTの有料会員ですが、無料会員でも一定の連携はできるようです。

(参考)「ChatGPT」とAPI連携する方法

もし、MF会計を使っている方は試してみてはいかがでしょうか?

今後、税理士、社労士、その他士業の領域も、生成AIが対応できる部分が増加してくると思いますが、生成AIや新たな技術と共存・共栄していける、柔軟な事務所を目指してまいります。

引き続き、よろしくお願い致します。
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発行責任者:社会保険労務士法人とよひら
担当:特定社労士・中小企業診断士 鎌田 真行
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