No.147「【従業員や部下への接し方】コーチングの基礎について」
目次
〜とよひらの社労士通信No.147〜【従業員や部下への接し方】コーチングの基礎について
※ このブログ記事は、メルマガで配信したものを一部変更し、掲載しています。
最近、飲みに行く機会が多く、太ってきました。
社会保険労務士法人とよひら 鎌田です。
今回は、
「【従業員や部下への接し方】コーチングの基礎について」
のお話しです。
【コーチングとは?】
・一日のなかでどれくらい従業員・部下と「会話」をしていますか?
従業員や部下と接するなかで「コーチング」の考え方を取り入れるのも有効です。
「コーチング」とは、
対話を重ねることを通して、クライアント(相手)が目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスである。
・コーチングでは、
「答えは相手のなかにある」
「相手には問題を解決できる能力がある」ということを前提とします。
・答えを教えるのではなく、相手から引き出すという点が重要です。
【コーチングの3原則】
以下がコーチングの3原則とされています。
(1)双方向のコミュニケーション
→ 対等の立場で相手の言葉を受ける
(2)継続的なコーチング
→ 意欲を上げる、軌道修正を図る
(3)個別対応
→ 100人に100通りの方法
対等の立場で、相手に寄り添いながら支援するのが「コーチング」となります。
【コーチングのスキル】
コーチングのスキルを以下のとおり、ご紹介します。
(1)聞き方のスキル
→ 相手の内面を捉える、非言語も重要(うなづきなど)
(2)承認のスキル
→ WEメッセージで充実感、達成感
(私たちは、あなたに感謝している)
(3)質問するスキル
→ オープンクエスチョンで相手の考えを引き出す
(どんな果物が好き?)
(4)フィードバックするスキル
→ 感じたことを伝え、相手の「気づき」を促す
【職場での実践・GROWモデル】
・1対1面談を行っているならば、コーチングの考えを用いた対応が有効です。
コーチングでは、「GROWモデル」という考え方が使われます。
G:Goal(目標・欲しい結果)
→ どんな目標をもっていますか?
R:Reality Check(現実の確認)
→ そのためにどんなことをやっていますか?
O:Options(選択肢)
→ 考えられる方法は他にありませんか?
W:Will(意志)
→ どの方法が一番良いと思いますか?
いつから始めますか?目標を達成したいですか?
ただし、「コーチング」は時間がかかるため、緊急の案件や相手のレベルによっては、使い分けが必要です。
・面談ができない場合は、3分間でも相手と話す時間を設けてみましょう。
まとめ No.147「【従業員や部下への接し方】コーチングの基礎について」
ということで・・・
今回は、「【従業員や部下への接し方】コーチングの基礎について」について、お話しました。
「コーチング」の考え方は、仕事、プライベート問わず、有用と感じています。
今後、より一層、従業員の採用が難しくなることが予想されます。
せっかく入社した従業員が離職しないよう、コミュニケーション方法を工夫して対応いただければ幸いです。
不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
引き続き、よろしくお願い致します。
———————————————-
発行責任者:社会保険労務士法人とよひら
担当:特定社労士・中小企業診断士 鎌田 真行
メルマガの登録はこちらから
———————————————-
当事務所の詳細については、以下のページもご覧いただければ幸いです。
<社会保険労務士法人とよひらについて>
・対応可能な業務
・日々の業務対応のイメージ
・料金プラン
・お問い合わせ
この記事へのコメントはありません。