No.162「【書籍】SWOT分析を活用した 【根拠ある経営計画書】 事例集2について」
目次
〜とよひらの社労士通信No.162〜【書籍】SWOT分析を活用した 【根拠ある経営計画書】 事例集2について
急に暖かくなり、何を着たら良いかわからない
社労士法人とよひら 鎌田です。
昨年より、「SWOT分析」について、グループで取り組んでいましたが、今回、書籍という形になりましたので、
「SWOT分析を活用した 【根拠ある経営計画書】 事例集2について」の御案内をさせていただきます。
【SWOT分析とは?】
SWOT分析という手法は、数十年前にアメリカでその理論の原型ができたもので、「経営戦略立案ツール」として普及しています。
コロナ時の「事業再構築補助金」でも、SWOT分析が基本となる計画が多く採択されました。
(1)自社の内部要因である「強み」(Strength)の=「S]
(2)自社の内部要因である「弱み」(Weakness)の=「W]
(3)外部環境で今後の可能性やチャンスを示す「機会」(Opportunities)の=「O」
(4)外部環境で今後のリスクや厳しい状況を示す「脅威」(Threat)の=「T」
→ 各要素の頭文字から『SWOT分析』
【クロスSWOT分析】
SWOT分析を用いて、戦略を考える際は「クロスSWOT」を用いることが有効です。
「強み」×「機会」=「積極戦略」
「強み」×「脅威」=「差別化戦略」
「弱み」×「機会」=「改善戦略」
「弱み」×「脅威」=「致命傷回避撤退縮小戦略」
特に中小企業では、限られたリソースのなかで対応するため、
「強み」×「機会」=「積極戦略」
が重要になり、本書の中でも「積極戦略」を中心として、戦略策定のプロセスが示されています。
【ミクロな機会分析・本書執筆へのきっかけ】
これまでも診断士として、コロナ禍での「事業再構築補助金」などでは、「SWOT分析」を用いて対応していました。
一般的な「SWOT分析」では、戦略のきっかけとなる「機会」がマクロ的な視点で捉えられています。
特にコロナ禍においては、
・接触回避
・巣ごもり需要の増加
など、どの企業でも同じような「機会」となることが多くありました。
一時的な「補助金」に対応するだけなら、それでも良いのですが、
中小企業にとっての継続的・具体的な戦略を立てるため、「ミクロな機会分析」に対応したいと考え、
今回、SWOT分析で実績が豊富な嶋田先生を含めたグループで取り組んできました。
本書のなかでは、
・具体的なSWOT分析の進め方のプロセス
・顧客の声から生じた「ミクロな機会」による分析
・より具体的で、翌期から実施できる事業計画の策定
について、記載しています。
No.162〜【書籍】SWOT分析を活用した 【根拠ある経営計画書】 事例集2について まとめ
ということで・・・
今回は、「【書籍】SWOT分析を活用した 【根拠ある経営計画書】 事例集2について」の御案内でした。
ぜひ、本書を手に取っていただき、今後の事業戦略策定の参考になれば幸いです。
皆様の新年度のすべり出しはいかがでしょうか?
年度末、年度初めの入退社などで、社労士事務所はバタバタしておりますが、大きな波は乗り切ったところです。。。
引き続き、よろしくお願い致します。
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発行責任者:社会保険労務士法人とよひら
担当:特定社労士・中小企業診断士 鎌田 真行
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